ハラスメント研修の時、
「どんな事をしたらハラスメントになるのか?」
と言う質問を受けますが、パワハラの場合は目安にがあるのですが、
セクハラはないのです!!
セクハラに該当するのは「相手が不快に思う」と言うもの全てセクハラになります。
ここが怖いのです!!
自分は全く認識していなくても、セクハラで訴えられることがあります。
防衛策としては…
・性的な話題は避ける
・むやみに人の体に触らない
これに尽きると思います。
加害者にならないように気をつけましょう!
ハラスメント研修を行っていると、時々
「ちょっと待って下さいよぉ~!
それがハラスメントになるならコミュニケーションなんて取れないじゃないですか?!」
という声を聞くことがあります。
本当に今でも、相手が嫌がるスキンシップも「コミュニケーションの一環」と思っている人がいます。
同性ならパワハラ、異性ならセクハラになりそうな案件なのですが
認識の低さに驚くばかりです。
賠償金の金額を言うと、そういう方たちは一様に黙っちゃいますけどね(笑)
新型コロナハラスメント研修に行った時に質問のあったことのなのですが・・・
インフルエンザでは、年間1000万人がかかり、1万人が亡くなっているとのこと。
(インフルエンザのみだけではなく、基礎疾患があった方も含む)
で、新型コロナの昨年の死亡者は、3000人くらい。
さらに、新型コロナで外出を控えたことにより、交通事故死者数も減っているとのこと。
こんな話をしたところ、「なぜ、インフルエンザでは騒がなかったのに、コロナはこれほど騒ぐのですか?」
うーん・・・私にも分かりません!
症状が急激に変化することがあるから?
タミフルやリレンザのような薬がないから?
ワクチンが希望者全員にいきわたるかどうか分からないから?
正直、本当の理由は何なのか分からないのです。
インフルエンザハラスメントは聞いたことなかったのですが、
コロナハラスメントは実際に起きています。
新型コロナの正しい知識を身につけて、うがい・手洗いに勤しんで
このコロナ禍が早く去っていくことを祈りましょう。
自治体での新型コロナハラスメントセミナーが終了し、アンケート結果を送って頂きました。
- タイムリーな話題で参考になった。ハラスメント全般に関しての話もあり,勉強になった。
- はじめての内容だったので,大変有意義でした。
- 様々なケースを基にハラスメントがあることが把握できました。
- 自分では特に感じていなかったが,ハラスメントは実際にあることがわかった。
- 新型コロナウイルスの知識,ハラスメントの基礎知識,ハラスメントの実態,メンタルヘルス対策,ハラスメント対策及び防止法、具体的な事例が示されていて良かった。
- 差別に当たる行動・言動
- コロナウイルスには様々な種類があるということ
- まずは知識を理解する。
- ハラスメントはいけないとしっかり認識できた。
- 様々なケースがあることを知ることができ,有意義でした。
- ハラスメントに対する対応策やコロナに対する正しい知識を学ぶことができた。
- 新型コロナウイルスに対する正しい知識を持つことが出来,スピード感のある対応を職場で実践していきたいと感じました。
- 加害者のメンタルヘルスという視点に初めて聞くことができ,勉強になりました。
などのご意見を頂きました。
ハラスメントは新型コロナだけにとどまらず、色々な場面で起こります。
正しい知識と「しない・させない・許さない」を徹底することで、
従業員の方々の能力を最大限に発揮して頂くことが出来、売り上げアップにも貢献できると思います。
ハラスメントは他人事と捉えずに取り組むことが大切です。
ある自治体からのご依頼で「新型コロナハラスメントセミナー」を開催します。
新型コロナによるハラスメントが社内外で起こっているので
その対応策として、新型コロナの正しい知識、
あってはならないこと、実際に起こっている実例、
顧客からのカスタマーハラスメント等の内容で2時間のセミナーを行います。
知らなくてやってしまっている例が多いので、
そういった場合の具体的な対応策についてもお伝えしていきます。
被害者の方の心の平静へのお手伝いが出来ればな~と思っています。
コロナハラスメントは顧客からだけではなく、社内からのハラスメントもあります。
こんな事例がありました・・・
発熱し会社を休み、回復したので戻ったところ
「コロナじゃないのか?」
「うつるから来ないでよ!」
などと言われ、今まで一緒にお昼を食べていた仲間も一緒に食べてくれなくなった・・・
風邪でもインフルエンザでも発熱します。
医師の診断で戻っているので、憶測で差別するのはやめましょうね。
年明けからコロナ禍に陥り
日本中どこでも新型コロナ一色になりました。
コロナハラスメントが問題となってきましたので
いろいろな事例を書いていきたいと思います。
その1 ドラッグストアの例
マスクが品薄だった頃・・・
朝、出勤したきたドラッグストアの従業員に
「マスクはいつ到着するのか?!」
と顧客が質問し、
「到着時間は未定です」と言うと、
「未定ってなんだよ!仕事しろ!!」
と詰め寄り、従業員は、これが数日間続き
精神的に病んでしまったという事例がありました。
これは、顧客からのカスタマーハラスメントが疑われます。
入荷時間については、従業員の責任ではないはずです。
マスクを手に入れたい気持ちは分かりますが・・・
こんな時こそ、冷静になりたいですね。
免許更新手続きが出来なかったのでリベンジとばかりに、翌週行くことにしました。
すると・・・
東京都は運転免許証更新手続き無期延期にする!
という情報が入ってきました。
警察署に電話を入れて、時間等を確認すると「更新手続きは出来ません」との事。
さらに、詳しく聞くと”免許の更新は出来ないが、更新延長手続きをしないと失効します”
ん???なんでしょうこれ????
つまり、
①最寄りの警察署(交番不可)に行き、更新延長手続きをする(申請書郵送可)
②東京都の延期手続きが解除されたら、免許センターか指定警察署に行き、更新手続きをする
私たち都民のせいではないのに、こんな面倒な二度手間をやらなければならないのしょうか???
これって、免許更新者への「コロナハラスメント」(ハラスメントはいじめ、いじわるの意味です)ではないでしょうか!!
本当に悪いタイミングでの更新期限です。。。
ゴールド免許なので5年ぶりに運転免許証更新はがきが来ました!!
この時期、空いているんだろうな~と、30分自転車を走らせてさっそく板橋警察署へGO!!
はがきと免許証を出したら・・・
「あ~、これ、まだ更新期間じゃないですね~。はがきが来てもすぐじゃないんです!」
はがきの中身を見て、確認しないとこんなことになります。。。
ここで「はがきが来てるんだから、手続きしろぉ~~~!」
と言ったら、カスハラになるんでしょうけど。。。まぁ、無理ですけど(笑)
パワハラ・・・と言うより、スクールで起きた「ハラスメント」に該当するかもしれない事がありました。
中学3年の時・・・
内申書の関係するので、特に二学期は気合を入れて頑張りました。
社会科の中間・期末とも80点以上を取っていました。
”もしかしたら(5段階で)4はいけるかな~、他が悪ければ5かも・・・”
と、密かに期待していました。
しかし、結果は「2」!!!
愕然としました!
もちろん担当教員のところへ行き、理由を聞くと・・・
「あなたは私立希望でしたよね?都立希望の子がいるので内申点を上げてあげなくてはならないので、分かってください」
まぁ、昔はこんなことがまかり通っていたのですよね。
私も第一志望は私立でしたが、私立全滅したら都立受験するので内申点がいらないわけではなかったのですが・・・
これは、学校で起きた「ハラスメント」に該当するのではないかと、今思います。
ちなみに、悪いと思ったのか、3学期は「4」でした。
今更・・・となんとも後味の悪い思いをしたことを覚えています。