ハラスメント対策は必須です!
「ハラスメントの相談窓口は、事案が起きてから設置すればいいかな」と
思っている経営者や人事担当者の方、
パワーハラスメント(パワハラ)とは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
上司から部下へのいじめ・嫌がらせをさして使われる場合が多いですが、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して行われるものもあります。
セクシュアルハラスメント(セクハラ)とは、相手の意に反する性的言動によって、働く上で不利益を被ったり、性的な言動によって就業環境が妨げられることを言います。
セクハラは男性から女性だけでなく、女性から男性、同性間でも成立します。
会社側はそのような言動が確認されたら、再発防止措置を講じなければなりません。
カスタマーハラスメント(カスハラハラ)とは、顧客によるサービス提供者への過剰なクレームや迷惑行為のことです。
その内容は多岐にわたり、土下座しろ、家まで謝りに来いなど顧客の立場を利用した、暴言や恫喝だけでなく返金・賠償金・支払い拒否など理不尽な要求をする場合があります。
またSNSの普及によりこの行為を行った本人はもちろん、その場に居合わせた人が面白半分に撮影し、ネット上に公開するケースが増加。また、そういった投稿を見たユーザーが面白がって拡散などを行ってしまう事例も存在します 。これにより店舗側や企業側はもちろん、対応した店員に対してプライバシーの侵害などの被害が起きる場合もあります 。